ごみ袋記名 見直し意向 磐田市議会一般質問、草地市長答弁

 磐田市の草地博昭市長は15日の市議会9月定例会本会議で、市指定ごみ袋の記名について、見直す意向を明らかにした。柏木健氏(磐田の底力)の一般質問に答えた。
 草地市長は「プライバシーに関する不安の声もあり、市長就任時から記号などの使用を検討してきた」と述べ、自治会関係者らの意見を聴きながら、記名以外の方法を導入する考えを示した。
 市は、家庭で出た可燃ごみや不燃ごみを入れる指定袋に地区名と氏名を記入するよう求めている。草地市長は「ごみ出しに責任を持ってもらうとともに、分別や排出日に誤りがあった場合に本人へ知らせることを目的にしている」と説明。県内市町の半数程度が記名にしているとした。
 同日は、加藤公人(せいわ会)、八木義弘(志政会)、秋山勝則(同)、鈴木弥栄子(市民と創る磐田)、江塚学(公明党磐田)の各氏も登壇した。

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