自作ボートで速さ、技術競う ソーラーや人力17艇 湖西で全国大会

 クリーンエネルギーの自作ボートで速さを競う「ソーラー・人力ボートレース全日本選手権大会」(日本ソーラー・人力ボート協会主催)が17日、湖西市新居町のボートレース浜名湖で始まった。静岡県内外から17艇がエントリーし、互いの技術を披露し合った。

自作のボートで速さを競い合う出場者=湖西市新居町のボートレース浜名湖
自作のボートで速さを競い合う出場者=湖西市新居町のボートレース浜名湖

 企業や大学の研究会、同好会などが太陽光パネルやモーター、ペダルなどを用いて製作したボートを持ち寄った。100メートルのタイムを競うレース、1キロのスラロームコースで順位を競うレースに出場した。
 船底に取り付けた水中翼による揚力で水面から浮くようにして疾走するボートがある一方、オールを使って地道にこぐ出場者もいた。最終日の18日は1時間耐久レースなどを予定しているが、天候次第で中止にする。
 1989年にスタートした大会は静岡、愛知の両県を会場に行われ、今年で32回目。同協会は浜松市に事務局を置いている。

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