新野球場隣接地に道の駅設置を 篠原地区自治連が要望 浜松

 浜松市西区の篠原地区自治会連合会などは20日、遠州灘海浜公園篠原地区の新県営野球場構想に合わせて、球場隣接地に道の駅を設置するよう市へ要望書を提出した。鈴木好治会長や同地区の住民組織「地域活性化促進協議会」のメンバーら7人が、市役所で長田繁喜副市長に届けた。

道の駅設置を要望する篠原地区の住民代表=浜松市役所
道の駅設置を要望する篠原地区の住民代表=浜松市役所

 同協議会は球場予定地の北側に隣接する、国道1号浜松バイパスと市道上島柏原線の交差点付近を道の駅の候補地として明示した。鈴木会長は「沿岸域は防潮堤が整備されたが大規模工場の転出などで下火になっている。にぎわいの拠点になる施設として整備を進めてほしい」と求めた。
 長田副市長は市の検討状況を説明し、「道の駅は民間の知恵を借りなければ難しく、研究させてほしい。一歩ずつでも前進させたい」と答えた。
 同自治連が道の駅開設を要望するのは昨年5月に続き2回目。南区新津地区自治連も新球場近接地への道の駅設置を要望している。

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