プラ容器で栽培 レンコン収穫の負担軽減 JA静岡市

 JA静岡市チャレンジれんこん部会は20日、同市葵区漆山で大型プラスチック容器を使って栽培しているレンコンの収穫を始めた。

プラスチック容器で栽培したレンコン=静岡市葵区漆山
プラスチック容器で栽培したレンコン=静岡市葵区漆山

 同部会の3人が遊休農地を活用し、400リットルの容器169個でレンコンを栽培している。手掘りで収穫する通常の栽培方法に比べ、誰でも簡単に収穫できる。
 同部会のメンバー藤浪友章さん(65)が高く伸びた葉を刈った後、ホースから勢いよく水を流し込んで容器内の泥をかき出し、レンコンを収穫した。
 藤浪さんは「生産者の高齢化が進む中、場所を選ばず長く続けていけるレンコン栽培を知ってほしい」と話した。収穫は12月下旬まで続く。同JA直営のじまん市で販売する。

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