25年度、観光交流400万人目標 焼津市長答弁、コロナ前を想定

 焼津市の中野弘道市長は20日の市議会9月定例会一般質問で、市の2025年度の観光交流目標値について、観光交流客数400万人、宿泊客数44万人に設定したことを明らかにした。コロナ禍以前の水準に回復することを想定し、21年度に比べていずれも大幅な増加を見込む。須崎章氏(凌雲の会)に答えた。
 市によると、21年度の観光交流客数は175万人と前年度比で約37万人増。宿泊者数についても21年度約24万人で6千人増えている。コロナ禍でも増加傾向にあることを踏まえて、25年度の目標値を設定した。中野市長は「コロナ禍終息後は観光交流客数1000万人を目指す」と述べた。
 また、焼津温泉の認知度向上に向けて、JR焼津駅南口のほかに新たな足湯の設置を検討していることを明らかにした。河合一也氏(凌雲の会)に答えた。
 焼津市とモンゴルとの友好交流を推進する組織の設立に向けて準備が進んでいることを明らかにした。太田浩三郎氏(市民派議員団)への答弁。市ホストタウン推進協議会加盟団体が中心になる見通し。
 このほか、藁科寧之(凌雲の会)、杉田源太郎(共産党)、石原孝之(無会派)の3氏が登壇した。

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