災害時避難者受け入れ 富士市と時之栖富士が協定

 富士市と同市の時之栖富士は20日、災害時における支援協力に関する協定を締結した。災害発生時やその危険が高まった場合に、同社が経営する同市大淵の複合型スポーツ施設「エスプラットフジスパーク」を避難所として一時的に開放する。
 協定により、同施設は近隣住民の避難を受け入れて食料などを提供し、大浴場などの入浴施設を開放するほか、避難者の車両約200台を受け入れる。資機材を保管し、駐車場を仮設住宅用地にするなど、復旧活動にも協力する。
 締結式が市役所で開かれ、小長井義正市長と阿山恭弘社長が協定書を交わした。小長井市長は「風水害時の早期避難場所の充実や被災者の生活支援に協力が得られて大変心強い」と述べた。

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