身近な犯罪など年末に向け対策 焼津署協議会

 焼津署は21日、今年3回目の警察署協議会を焼津公民館(焼津市本町)で開いた。9月~12月の重点業務について「年末に向けた身近な犯罪、交通事故の抑止対策」と決めた。

今年3回目の焼津署協議会=焼津市本町の焼津公民館
今年3回目の焼津署協議会=焼津市本町の焼津公民館

 青木浩明署長は管内の犯罪発生状況に関連し、自転車の盗難や万引といった身近な犯罪が目立ち始めていると指摘し、年末にかけての交通事故対策と合わせて重点的に対応する考えを示した。小沢俊介生活安全課長は特殊詐欺の被害抑止対策の一つとして、市と連携しての防災無線を紹介した。
 出席した委員の一人は「日が暮れた後でも市内の公園で中高生がたむろしている」と指摘し、パトロールの強化を訴えた。別の委員は、小中高生に対策を呼びかける際に「不登校の児童生徒も考慮してほしい」という意見も出た。

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