銃剣道 国体頂点へ決意 静岡県チームの自衛隊員

 御殿場市の陸上自衛隊滝ケ原駐屯地と板妻駐屯地の隊員が、栃木国体の銃剣道成人男子の静岡県代表に選ばれた。メンバーは22日、勝又正美市長を市役所に訪ねた。5年前の愛媛国体の準優勝メンバーだった佐藤岳2曹(37)は「前回以上の成績を残したい」と決意を述べた。

栃木国体に向けて闘志を燃やす選手=御殿場市役所
栃木国体に向けて闘志を燃やす選手=御殿場市役所

 長さ166センチの木銃(もくじゅう)で相手を突く競技で、国体は1チーム3人の団体戦で行う。静岡県チームの先鋒(せんぽう)は土居祐介3曹(32)、中堅は鳥沢俊輔3曹(35)、大将は佐藤2曹。6月の県予選を勝ち抜き選出された。西村健一曹長(36)が控え、監督は坂元誠2尉(46)が務める。
 銃剣道が国体種目になるのは愛媛国体以来。初戦は地元の栃木県チームとの対戦が濃厚。土居3曹は「必ず良い結果で帰る」、鳥沢3曹は「チーム、県、部隊のために戦う」と力を込めた。
 勝又市長は「自衛隊員が活躍すると市民もうれしい」とエールを送った。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞