熱海、伊東3水系 治水計画を確認 県土木事務所

 静岡県熱海土木事務所はこのほど、熱海・伊東地域大規模氾濫減災協議会を県熱海総合庁舎で開き、今後5年間実施する逢初(あいぞめ)川(熱海市)、伊東大川、烏川(いずれも伊東市)各水系の治水プロジェクトなどを確認した。

熱海、伊東市内の3水系の治水プロジェクトなどを確認したオンライン会議=県熱海総合庁舎
熱海、伊東市内の3水系の治水プロジェクトなどを確認したオンライン会議=県熱海総合庁舎

 会議はオンラインで開催し、熱海、伊東の両市や国、県の関係機関の担当者が参加した。昨年7月に大規模土石流が流れ下った逢初川では、市の復興計画を踏まえた河川改修を行うほか、監視体制を強化するため河川監視カメラを設置する。伊東大川では、奥野ダムの事前放流などを通じて洪水調整機能を強化する。烏川は河道掘削などの改修を継続するほか、洪水浸水想定区域図の作成などを進める。

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