安倍元首相の国葬 熱海市は半旗掲揚 方針決定は前日夕刻

 安倍晋三元首相の国葬が行われた27日、熱海市は市役所本庁舎前に半旗を掲揚した。斉藤栄市長は同日の定例記者会見で「国葬に賛否はあるが、政府が決めたことであり弔意を示すのは自然なこと」と述べた。
 ただ、半旗掲揚の方針は前日夕刻まで決まらなかった。斉藤市長は「国からの要請がなく、過去の事例や近隣市町の対応を見て決めた」と説明した。黙とうや記帳台設置などは行わなかった。
 一方、公表が遅れている同市伊豆山の大規模土石流に関する総括については、「事実関係の確認や再発防止策の検討を鋭意進めている。遅くとも年内には出したい」と述べるにとどめた。

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