パラスポーツに挑戦 浜松学芸中 声かけの大切さ実感

 浜松市中区の浜松学芸中はこのほど、2年生を対象にした特別授業「学芸タイムスペシャル」を開いた。生徒約40人が視覚障害者が取り組むスポーツ「ブラインドサッカー」と「サウンドテーブルテニス」を体験した。

目隠しを着けてボールを打つ生徒ら=浜松市中区の浜松学芸中
目隠しを着けてボールを打つ生徒ら=浜松市中区の浜松学芸中

 視覚障害者の就労継続支援を行う同市のNPO法人「六星・ウイズ」の職員ら4人から指導を受けてスポーツを楽しんだ。サウンドテーブルテニスは、目隠しをしてプレーする卓球。鉄の玉が入ったボールをラケットで打ち、卓球台の上を転がす。生徒はボールの鳴る音で位置を把握し、うまく打ち返すと仲間と喜び合った。
 水吉勇磨さんは「見えなくて不安だったけど、ボールから音がなるなどの工夫でやりやすいと感じた。声かけの大切さがわかった」と話した。
 (浜松総局・日比野都麦)

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