ポットマム寄贈 地域に笑顔運ぶ 浜松・庄内学園

 浜松市西区の小中一貫校「庄内学園」はこのほど、中学の生徒が育てたポットマム(鉢植えの洋菊)約210鉢を地元の施設や住民に配った。地域貢献活動の一環として旧庄内中時代から続く取り組みで、54年目を迎えた。

ポットマムを手渡す生徒=浜松市西区の庄内協働センター
ポットマムを手渡す生徒=浜松市西区の庄内協働センター

 生徒は1学期に苗を育て始め、夏休みは自宅で世話してきた。この日は1、2年生が自分で育てたポットマムを抱えて学校を出発し、公共施設や宿泊施設、飲食店などに届けた。
 庄内協働センターを訪れた1年の山田陵央さん(13)は「職員や利用者が笑顔になってほしいと思い、大切に育てた」と話し、森下和之所長に手渡した。
 3年生が育てたポットマムは、同地区と交流がある長野県箕輪町に送った。

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