沼津市庄司美術館 2023年1月再開へ
沼津市は29日、指定管理者の不在で休館中の庄司美術館(モンミュゼ沼津)について、2023年1月にも再開する方針を市議会文教産業委員会で明らかにした。
市は新たな指定管理者に、県東部の芸術家らが設立した同市のNPO法人「レザミ・デ・ザール」(松永純理事長)を指定する議案を市議会9月定例会に提出していて、可決され次第、本格的な再開準備に取りかかる。再開までの間に企画展の準備や、館内の壁紙の貼り替え作業を進める。
同美術館は1999年に死去した庄司辰雄元市長の遺族から私設美術館の寄付を受け、2000年から市の美術館として運営している。今年4月から休館中。