電動キックボードに試乗 静岡英和学院大生が特徴理解

 静岡南、清水両署は28日、電動アシスト自転車・電動キックボード体験講習を静岡市駿河区の静岡英和学院大で開いた。4月に成立した改正道交法が施行される前に、新しいモビリティの特徴を理解してもらい、交通事故防止につなげる狙い。

電動キックボードを試乗する学生=静岡市駿河区の静岡英和学院大
電動キックボードを試乗する学生=静岡市駿河区の静岡英和学院大

 学生約50人が構内に設置されたコースで電動アシスト自転車や電動キックボード、電動バイクを試乗した。学生は署員らから指導を受け、カーブや段差での走行に挑戦した。電動キックボードを試乗した長田春真さん(18)は「予想以上にスピードが出てびっくりした。練習して慣れてから乗ってみたい」と話した。
 静岡南署の池本芳郎交通課長は東京都で発生した電動キックボードの死亡事故に触れ、「着用義務がなくても、自分の命を守るためにヘルメットを着用して」と呼びかけた。

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