沼津市の新体育館 工事完了1カ月遅れ 開館は2023年3月に

 沼津市は30日、建設中の新総合体育館(同市御幸町)について、工事完了が約1カ月遅れることから、開館を予定していた来年2月から3月に延期すると市議会建設水道委員会で報告した。

工事の遅れで、開館が来年3月に延期される市総合体育館=沼津市御幸町
工事の遅れで、開館が来年3月に延期される市総合体育館=沼津市御幸町

 市総合体育館整備室によると、世界的な半導体不足で大型空調機の動力制御盤の供給に遅れが生じ、納入が約4カ月遅れたのが主な原因。工事スケジュールを見直し、1カ月の遅れに短縮したという。13台導入する空調機は既に一部が現場に搬入済みで、順次据え付ける。工事は来年1月末に完了し、1カ月程度開館の準備を行う。
 総合体育館の完成時に使用中止が決まっている市民体育館、勤労者体育センター、香陵武道場は、新体育館の供用開始まで利用期間を延長する。
 市は10月4日に利用団体向けに新体育館の利用予約について、説明会を開催する。

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