停止のごみ処理施設 解体費約5.5億円 土肥戸田センター

 沼津市は30日、12月末で稼働を停止するごみ処理施設「土肥戸田衛生センター」(伊豆市小土肥)について、施設解体費が約5億5200万円に上る見込みを市議会民生病院委員会で公表した。
 市クリーンセンター管理課によると、施設が傾斜地にあり工事に時間を要するため、解体に約4億円、約2・9キロある送水管の撤去に約1億円かかるとした。沼津市と伊豆市との費用負担の割合は両市の協議で決定する。
 同センターは両市による一部事務組合が運営している。旧戸田村域と旧土肥町域のごみ処理を担っているが、伊豆市と伊豆の国市が共同で新処理施設を建設したことから、12月末で稼働停止する。

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