磐田市 復旧作業円滑化へ現地調整本部を設置 台風15号土砂崩れ、通行止めの県道磐田天竜線

 台風15号による土砂崩れの影響で磐田市北部の県道磐田天竜線が通行止めとなっている被害で、市は1日、現地調整本部を同市神増に設けた。2日まで開設し、同市平松、神増両地区で復旧作業の円滑化を図る。

現地調整本部や土砂が流れ込んだ場所を視察する草地市長=磐田市神増
現地調整本部や土砂が流れ込んだ場所を視察する草地市長=磐田市神増
流れ込んだ土砂の撤去作業が進められている県道磐田天竜線=磐田市神増
流れ込んだ土砂の撤去作業が進められている県道磐田天竜線=磐田市神増
現地調整本部や土砂が流れ込んだ場所を視察する草地市長=磐田市神増
流れ込んだ土砂の撤去作業が進められている県道磐田天竜線=磐田市神増

 市消防職員が滞在して作業者や地元住民の活動状況を共有できるように情報を集約する。避難が必要な場合などの広報も担う。開設時間は午前8時半~午後5時15分。
 現場は県道沿いの山の斜面が複数箇所で土砂崩れを起こし、大量の泥や流木が道路をふさいだ。重機で取り除く作業が続けられているが、1日現在通行止めとなっている。
 視察した草地博昭市長は「今後の雨の心配など、住民が困った際には相談してほしい。一刻も早く生活が取り戻せるように全力をあげる」と述べた。
 

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