渡辺周代表を再任 立民静岡県連が定期大会

 立憲民主党県連は1日、定期大会を静岡市内で開き、渡辺周衆院議員(比例東海)の代表再任を決めた。渡辺氏は来春の統一地方選について「党再生に向けて極めて重要な選挙。積極的な候補者発掘に努める」と意気込みを語った。

来春の統一地方選に向けた活動方針などを決めた立憲民主党県連の定期大会=1日午後、静岡市駿河区
来春の統一地方選に向けた活動方針などを決めた立憲民主党県連の定期大会=1日午後、静岡市駿河区

 渡辺氏は衆院選についても「(衆院小選挙区定数)10増10減が今国会で可決されれば、いつでも解散総選挙ができる状況になる」と指摘し、現在空席となっている静岡1、2、5、7区などの総支部長を党本部と協議して早急に決定する考えを示した。
 渡辺氏は昨年10月の衆院選の結果を受けて代表の辞意を示し、今年7月の参院選後にも再び辞意を示したが、今後の野党共闘などを踏まえ、「実績のある渡辺代表の続投が最適」と県連役員の説得を受けて翻意したという。代表任期は1年。統一地方選後の2023年5月に定期大会を開き、再び代表選出を議題に挙げるとした。
 このほかの主な役員人事は次の通り。
 幹事長 曳田卓▽代表代行 小山展弘、源馬謙太郎▽副代表 日吉雄太▽副幹事長 杉山淳

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