富士スピードウェイホテル クルマの装飾と魅力随所に 7日オープン
小山町の富士スピードウェイ隣接地で7日にオープンする富士スピードウェイホテルが3日、報道陣に公開された。トヨタ不動産が所有、経営し、日本ハイアットが運営する。車の部品やレースに関係するアート作品を随所に飾り、モータースポーツの魅力と上質なもてなしを同時に楽しめる施設にしたという。
地上9階、地下1階建てで全120室。いずれもベランダがあり、サーキット側の部屋からは最終コーナーとホームストレートを、反対側の部屋からは富士山を見渡せる。サーキットをかたどったオブジェ、車の模型、エンジンやマフラーを模したアート作品などを館内に展示している。
富士山を望む温泉施設、ジム、屋内プールを備える。レストランとバーでは、県産食材を使った料理を提供する。1~2階の「富士モータースポーツミュージアム」には国内外のマシン40台を展示し、モータースポーツの歴史を紹介する。
1室4万4千円~(税、サービス料別)。吉川源太総支配人(50)は「これまでにない経験をしていただき、また戻ってきたいというホテルを目指す」と話した。