地元の魚で創作レシピ 焼津水産高でコンテスト 工夫凝らす
焼津水産高(焼津市焼津)で3日、簡単で手軽に調理できる魚料理を開発するコンテスト(美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会主催)が開かれた。生徒が7チームに分かれて、比較的入手しやすい4種類の地元の魚を使ったオリジナルメニューを作った。
生徒たちはスーパー富士屋の協力で入手した焼津港、小川港で水揚げされたタチウオ、イナダ、カマス、サバのうち、1種類の魚を使って、それぞれ考案したレシピに従って、オリジナルメニューを調理した。
しずおかの海PR大使の三浦愛さんら4人が試食し、味や独創性、見た目などを審査した。最優秀賞は1年生3人のグループが作った「タチウオの梅しそとしそチーズめんたい揚げのカツオあんかけ」が選ばれた。
審査員を代表して三浦さんは、審査する上でどの魚にも味が合うレシピに重きを置いたと明かした上で「これを機会に魚料理を好きになってくれれば」と語った。
(焼津支局・福田雄一)