地元アメニティー満載 富士スピードウェイホテル 小山町に開業

 小山町の富士スピードウェイ(SW)に隣接する富士スピードウェイホテルが7日、オープンした。レストランの食材やアメニティーグッズに静岡県産や小山町産を多数採用し、訪れる人に地域の魅力を発信する。

富士スピードウェイホテルは静岡県や小山町の魅力発信の場になると期待される=同町
富士スピードウェイホテルは静岡県や小山町の魅力発信の場になると期待される=同町

 レストランでは小山町特産の金太郎マスやアメーラトマトなどを提供し、県産食材のみを使うメニューも準備。客室には丸七製茶(藤枝市)のティーバッグを備える。温泉に用意するコーヒー牛乳や客室のバスソルトも県内産だ。
 トヨタ自動車によるモータースポーツ文化の体験エリア「富士モータースポーツフォレスト」の中核施設。自動車ファンに加え、自然体験やリゾート体験を求める都会の人々をターゲットにする。
 運営する日本ハイアットの坂村政彦代表取締役(49)はオープニングセレモニーで、「ここでしか味わえない体験価値を創出したい」とあいさつした。体験型観光コンテンツを提供する近隣の事業者との連携にも意欲を示す。
 セレモニーに出席した池谷晴一町長は「素晴らしい施設。多くの人に来ていただき小山町の自然を楽しんでほしい」と期待した。

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