書や写真、生け花など順次紹介 磐田市芸術祭、11月20日まで

 磐田市民の芸術作品を展示する市芸術祭(市、市文化協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同市見付の中央図書館で開幕した。9日まで開かれる絵画部門を皮切りに、11月20日までの間に、書や写真、生け花など8部門の多彩な作品を順次紹介する。

力作が並ぶ芸術祭の絵画部門=磐田市見付の中央図書館
力作が並ぶ芸術祭の絵画部門=磐田市見付の中央図書館

 絵画部門には約60人が出品した。桜が舞う鶴ケ池を描いた水彩画や旧見付学校をテーマにした油彩画、顔の表情や髪の毛一本一本を鉛筆で緻密に表現した人物画などが並ぶ。
 最高賞の市長賞を受賞した小山幸一さんの水彩画「川遊び」は、夏の川遊びに興じる子どもたちを捉えた。水しぶきや草木の動きを、筆の運びや色彩を駆使して効果的に表現したとして高く評価された。
 各部門の開催期間と会場は次の通り。
 絵画(10月6~9日、中央図書館)▽書(10月13~16日、同)▽写真(10月20~23日、同)▽工芸(10月26~30日、同)▽菊花(11月3~6日、同)▽いけばな(11月11~13日、同)▽ジュニアアート(11月12~20日、豊田福祉センター)▽短歌・俳句(11月17~20日、中央図書館)
 10月28日は中央図書館休館。

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