天竜産材で積み木遊び、「間伐」も学ぶ 浜松市中区の上島幼稚園

 浜松市緑化推進本部は5日、積み木遊びを通して森林の役割について学ぶ講座「間伐材の積み木で遊ぼう」を中区の上島幼稚園で開いた。

天竜区産の間伐材でつくった積み木で遊ぶ園児=浜松市中区の上島幼稚園(写真の一部を加工しています)
天竜区産の間伐材でつくった積み木で遊ぶ園児=浜松市中区の上島幼稚園(写真の一部を加工しています)

 天竜森林組合の職員が講師を務めた。年長園児58人に、植林したスギやヒノキなどの森林を保全するために、間伐を行うことや間伐材を利用することが大切だと説明した。同本部が「緑の募金」を活用して用意した天竜区産の間伐材の積み木を寄贈すると、園児は高く積み上げたり、好きな形を作り上げたりして遊んだ。
 講座は、森林整備の推進を目的に毎年、事前に申し込んだ幼稚園や保育園を関係者が訪問し、実施している。本年度は35園の応募があり、12月までに7園を訪れる。

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