観光庁事業採択 関係者に感謝状 伊豆市
伊豆市は5日、観光庁の補助事業に採択された地元関係者への感謝状贈呈式を市役所で行った。
感謝状を贈ったのはさんしんキャピタルの担当者2人と修善寺、土肥、天城湯ケ島3地域の温泉旅館の組合。観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」の採択に向け、地域の取りまとめ役を担った。
市産業振興協議会によると、全国で138地域が採択され、同一市内で複数地域が採択されたのは同市のみという。
事業の総括担当を務めたさんしんキャピタル投資事業課の坂本剛宏課長は「事業者が同じ方向を向けた。勝負はこれから。持続可能なまちづくりにつながれば」と話した。感謝状を手渡した菊地豊市長は「観光は基盤産業。地域をリードしてもらいありがたい」と述べた。