ウィーン国立歌劇場管弦楽団5人来日 トップ奏者、高校生が共演へ 13日、アクトシティ浜松で公演

 静岡県と県文化財団は13日、オーストリアのウィーンを拠点に活躍するトップ奏者を招いた出前公演「ウィーンの風-ウィーン木管五重奏団」を浜松市中区のアクトシティ浜松で開く。当日は同市の高校生も共演する予定。トップ奏者と高校生は公演を前に7日、同区の浜松学芸高で合同の事前練習を行った。

ウィーンのトップ奏者から指導を受ける生徒ら=浜松市中区の浜松学芸高
ウィーンのトップ奏者から指導を受ける生徒ら=浜松市中区の浜松学芸高

 同高と浜松江之島高(南区)の24人が特別編成のアンサンブルで、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のフルート奏者マティアス・シュルツさんら5人と共演する。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など2曲を演奏する。
 7日の練習では、生徒らはトップ奏者を前に息の合った演奏を披露。音の強弱などの助言を受け、真剣に練習に取り組んだ。
 コンサートマスターの望月崇史さん(浜松学芸高3年)は「最初は緊張したが、アドバイスが面白い。当日はやるべきことをしっかりやり、本番の空気を楽しみたい」と意気込んだ。マティアスさんは「生徒たちは指導にすぐ反応してくれた。共演できることはとてもうれしい」と話した。
 公演は13日午後6時半開演。料金は大人2400円、子どもと学生は千円。問い合わせはグランシップチケットセンター<電054(289)9000>へ。

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