祭り衆、勇壮な練り 3年ぶりの神輿渡御 焼津神社大祭
焼津神社大祭のうち、台風の影響で延期していた神輿(みこし)を担いで市中心部を練り歩く「神輿渡御(とぎょ)」が8日、焼津市内で3年ぶりに行われた。白装束の祭り衆が2基の神輿を台車に載せて、「アンエットン」と伝統のかけ声を発しながら、勇壮な練りを繰り広げた。
社殿から境内に2基の神輿が運び出されると、祭り衆が出発点の北側鳥居まで担いでいった。神輿を慎重に台車に載せると、大勢の住民に見守られながら、街中に繰り出した。
神輿は市内4カ所の御旅所を巡りながら、夕方に神社に戻った。
(焼津支局・福田雄一)