生活の困り事、任せて 住民主体「応援クラブ」発足 磐田・豊田東まちづくり協
磐田市の豊田東地区まちづくり協議会はこのほど、地域住民主体の生活支援組織「せいかつ応援クラブ」の発足式を同市高見丘の豊田東交流センターで開いた。
クラブに所属する地域支援員が、高齢者などの依頼を受けてごみ出しや庭の草刈りなどのちょっとした要望に応じる。利用者は年会費千円、利用料30分250円でサービスが受けられる。同協議会が昨夏に実施した、日常生活の困り事に関するアンケートなどで住民から意見を集約し、発足を決めたという。
式には関係者約40人が出席した。同協議会の山崎次広会長は「豊田東地区にしっかり根を張り、福祉活動ができるように努める」とあいさつ。草地博昭市長は「相談や困った声を拾い、地域の人たちの心の支えになってほしい」と述べた。
(磐田支局・崎山美穂)