次世代新聞プロジェクト第2弾 若者向け記事テーマ、学生が執筆へ 静岡文化芸術大

 静岡文化芸術大と静岡新聞社、中日新聞社が共同で取り組む「次世代発想型新聞開発プロジェクト」の第2弾が12日、浜松市中区の同大でスタートした。若者が読みたい記事をテーマに掲げ、13人の学生が取材や執筆に挑戦する。

プロジェクトに向けて今後の流れを確認する学生ら=浜松市中区の静岡文化芸術大
プロジェクトに向けて今後の流れを確認する学生ら=浜松市中区の静岡文化芸術大

 初日は学生と加藤裕治教授(文化社会学)、両社の担当者4人が集まり、今後のスケジュールなどを確認した。11月以降、両社の記者から取材の流れやポイント、記事の書き方について指導を受ける。
 プロジェクトは昨年度、学生が「今の新聞には圧がある」と話したことをきっかけに、同年代の若者が関心を持てる新聞を作ろうと始まった。学生自身が意見交換を通じて考えたレイアウトの紙面を今年9月2日付の両社朝刊に掲載した。
 愛知県出身で同大文化政策学科2年の平松千佳さん(19)は「新聞は硬いイメージだけど、信頼されているメディアと思う。若い世代に身近に感じてもらえる記事を書きたい」と意気込みを語った。

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