爆発物撤去、慎重に 湖西署がテロ対応訓練
湖西署はこのほど、浜名湖競艇企業団と協力し、湖西市新居町のボートレース浜名湖でテロ対応訓練を行った。署員や県警機動隊、レース場の警備員ら計約30人が参加し、爆発物処理までの対応を確認した。
不審な男がレース場に爆発物を設置した想定。不審者役を発見した警備員が110番し、来場者役の避難誘導を行った。現場に駆け付けた複数の警察官が刃物を持った不審者役を取り押さえた。「爆発物を仕掛けた」との情報から、紙袋に入った不審物を発見。機動隊の爆発物処理班が出動し、不審物を慎重に撤去した。
同署警備課の坂東昭太郎課長(41)は「警察官、警備員双方の現場責任者が情報共有することが重要」と話し、連係の確認を促した。