支援学級生、元気に接客 生徒同士が交流 浜松・八幡中「小鳩カフェ」
浜松市中区の八幡中は12日、発達支援学級の生徒が企画・運営する喫茶店「小鳩カフェ」を校内で開いた。花や自然、江戸時代、アニメなどをテーマに取り上げ、各教室に装飾を施した「カフェ」で来店者を迎えた。
今回は1~3年の計39人が4教室に分かれて、保護者や生徒をもてなした。大きな声であいさつし、来店者を席まで案内したり、ジュースやお茶に菓子を添えて提供したりした。最後は「ありがとうございました」と声をそろえて見送った。
通常学級との交流促進などを目的とした毎年の恒例行事。来店した1年の石津吉平さん(13)は「(発達支援学級の生徒と)接することができて楽しかった」と話した。
(浜松総局・北井寛人)