発酵いらずでパン手軽に 女性20人参加 JA静岡市講座
JA静岡市は13日、市内の女性が食と農業を学ぶ「オトナ女子短大『シズ・カレ』」の第8・9期開校式を同市駿河区の同JA本店で開き、初回の講義を行った。
市内の20~40歳の女性20人が、発酵の必要がない簡単なパン作りに挑戦した。清水厚生病院の栄養士小林優子さん(43)が講師を務め、イースト菌の代わりにベーキングパウダーを使ったレシピを説明した。参加者は、強力粉や絹ごし豆腐などを材料にした生地を滑らかになるまでボウルでこね、リンゴやチョコが入った4個のパンを焼いた。
「シズ・カレ」は1年間のカリキュラムで、仲間作りや農業に関する知識取得を図る。今後はイチゴのスイーツ作りなどを予定している。
(社会部・薬袋貴信)