アジア遊牧民の伝統敷物「キリム」魅力を紹介 富士宮

 アジア遊牧民の生活用具として作られてきた伝統敷物「キリム(平織り)」の魅力を紹介する展示会が16日まで、富士宮市野中のスペースワゾーで開かれている。会場の「和」の空間に色とりどりの幾何学模様が広がる。

「キリム」の魅力を紹介する浦田さん=富士宮市野中
「キリム」の魅力を紹介する浦田さん=富士宮市野中

 輸入業を営む浦田浩之さん(60)=静岡市葵区=がアフガニスタンやパキスタンから集めたキリムなど約60点を用意した。中には50年以上前に織られたオールドキリムもある。キリムは軽く湿気が抜けやすく日本の気候にも適しているという。配色やデザインも多様で“床に敷く絵画”とも呼ばれる。会場は午前11時~午後5時(16日は午後3時まで)。

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