遊びで災害の対処指導 駿河総合高生が保育実習 静岡
駿河総合高(静岡市駿河区)の1年生は14日、学校近隣にある五つの幼稚園や保育園などで保育体験実習を行った。静岡大との連携で作成した「防災を学べる遊び」を実践しながら、児童に災害時の対処法を教えた。
同区の南八幡幼稚園には生徒77人が訪れた。地震をテーマにした紙芝居や、災害発生時に場面に応じた姿勢をとるジェスチャーゲームで交流を図った。田中碧さん(15)は「災害が起きたとき、みんな安全確保してほしい」と呼びかけた。
同校OGで、在学時の研修がきっかけで同園の保育士になった安井美穂さん(22)は「子どもたちとふれ合い防災を説明できる良い機会。今後も続けてほしい」と話した。