授業の集大成 光のアートで校舎を彩る 城南静岡高デジタルアレンジコース

 城南静岡高(静岡市駿河区)は13日、校舎をデジタルアートで彩る「光のアートで校舎を包もう!」プロジェクトを実施した。プロジェクターから映し出された幻想的な光の芸術に、生徒や学校関係者、見学に訪れた近隣住民から感嘆の声が漏れた。

生徒が制作したプロジェクションマッピングを楽しむ来場者
生徒が制作したプロジェクションマッピングを楽しむ来場者
校舎に浮かび上がるデジタルアートを撮影する生徒=静岡市駿河区の城南静岡高
校舎に浮かび上がるデジタルアートを撮影する生徒=静岡市駿河区の城南静岡高
生徒が制作したプロジェクションマッピングを楽しむ来場者
校舎に浮かび上がるデジタルアートを撮影する生徒=静岡市駿河区の城南静岡高

 同校は2021年度、映像編集などを専門とするデジタルクリエイターの育成に向け「デジタルアレンジコース」を新設。今回は学習成果も発表する場として初めて企画した。
 校舎の壁面には日没後、世界的な映像アーティストの長谷川章さんが創作したデジタルアートを投影。校舎内では生徒が作成したプロジェクションマッピングを披露した。3年生の尾崎巧さんは「多くの方に授業の集大成の作品を見てもらい、やりがいがあった」とうれしそうに話した。
 宝塚大東京メディア芸術学部の渡辺研究室や、長谷川さんの作品を提供したフォーラムエイト、最先端表現技術利用推進協会(東京都)が運営に協力した。

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