児童が息合わせ巫女舞 日待ち祭 地域繁栄と安全願う 静岡・津島神社

 静岡市駿河区の津島神社で16日、日待ち祭が営まれ、大里西小の女児6人が地域の安全と繁栄を願い巫女(みこ)舞を奉納した。

巫女舞を奉納する児童=静岡市駿河区の津島神社
巫女舞を奉納する児童=静岡市駿河区の津島神社

 祭りに参加する子どもの減少をくい止めようと、自治会が2018年から巫女舞を実施している。新型コロナの影響で3年ぶりに再開した。
 地域住民が見守る中、巫女装束に身を包んだ児童が榊(さかき)を手に、息の合った舞を披露した。5年の原田琉未さんは「小さい時にこの神社で巫女舞を見て、やってみたいと思っていた。緊張したけど楽しかった」と話した。
 津島町自治会の太田原正之副会長(77)は「地域で子どもが集まって行事ができる環境を今後も守っていきたい」と話した。
 (社会部・島田莉菜)

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