恵み豊かな食材を発信 富士山麓で「肉フェス」 富士宮

 富士宮市の「ふもとっぱら」でこのほど、富士山麓の恵み豊かな食材を発信するイベント「富士山肉フェス」(同実行委主催)が開かれた。富士山麓で生産されている牛や豚、鶏、鹿の食肉のほか特産品が集まり、家族連れの地元住民やキャンパーらでにぎわった。

食欲そそる香りが漂う富士山肉フェス会場=富士宮市麓のふもとっぱら
食欲そそる香りが漂う富士山肉フェス会場=富士宮市麓のふもとっぱら

 2日間で行われた富士山肉フェスは今回初の試み。事前予約は両日満員だった。食肉関連では、さの萬、FUJIBOKU、富士山岡村牛、青木養鶏場、朝霧高原放牧豚、ふもとっぱらの6社が出店。さの萬はドライエイジングビーフのバーガーやステーキを提供。ふもとっぱらは鹿肉の竜田揚げやステーキを販売するなどした。食欲そそる香りが漂う会場にはクラフトビールやニジマス、ピザなどさまざまな地元食材も並んだ。
 実行委の三浦三郎代表は「キャンプで地元食材を使うのがカッコイイという雰囲気を広めたい。開催を重ねてフェスを育てていきたい」と意欲を示した。

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