サッカーワールドカップ 日韓共催20年 開催地の袋井で特別展

 2002年サッカー日韓ワールドカップ(W杯)の開催地の袋井市で、開催20周年記念の特別展が12月18日まで開かれている。市役所1階ロビーの特設スペースで当時の地域の盛り上がりや活動の様子を紹介。来月開幕するカタール大会の応援機運の盛り上げを図る展示も行われている。

日韓W杯の開催20周年を記念して開催されている特別展=袋井市役所
日韓W杯の開催20周年を記念して開催されている特別展=袋井市役所

 準々決勝のブラジル対イングランド戦など3試合が行われたエコパスタジアム周辺の雰囲気やW杯に向けた市民、行政の取り組み、国内外のサッカーファンへのおもてなしをまとめたパネル、写真などを展示している。
 カタール大会に出場する日本代表への応援メッセージの記載台も設置。市民からのエールを25日まで募集していて、日本サッカー協会(JFA)を通じてチームに届けられる。大会日程や代表ユニホームも並ぶ。
 市スポーツ政策課の藤田佳三課長は「袋井でサッカーのW杯が行われたことを知らない人も増えている。この機会に街の成長にもつながった一大イベントのことを知ってもらいたい」と話した。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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