古代海底遺跡へGO 12月、体感型VR新アトラクション開設 沼津「港八十三番地」

 沼津港深海水族館や飲食店などで構成する沼津港の複合モール「港八十三番地」を運営する佐政水産(沼津市)は12月上旬、同モールに深海を探検できる体感型VR(仮想現実)アトラクションを新たにオープンする。

12月にオープン予定のVRアトラクションのイメージ(佐政水産提供)
12月にオープン予定のVRアトラクションのイメージ(佐政水産提供)

 VRで表現された駿河湾を舞台に、潜水艇に乗って古代の海底遺跡を体験するという設定で、名称は「ディープクルーズ」。施設内に設置された座席に座り、VRゴーグルを装着すると、駿河湾の海中を360度の視界で楽しめる。約30種の海洋生物が出現し、見つめることでその生き物の解説が見られるなど、海への理解が深まるアトラクションになっている。
 企画・制作にはVRやAR(拡張現実)を使ったエンターテインメント事業を展開するティフォン(東京)が協力した。一度に最大18人まで体験可能で、料金は一人1800円の予定。佐政水産の佐藤慎一郎社長は「沼津港がテーマパークのように一日中楽しんでもらえる場所になれば」と話した。

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