記者コラム「清流」 スポーツのまち
都道府県魅力度ランキングで知られる「地域ブランド調査」で今年、磐田市が「スポーツのまち」として思い浮かぶ市町村ランキング2位になった。前年トップからの陥落は本当に残念。さらなる情報発信に努め、巻き返したい。
イメージに基づくランキングだとしても、注目を集めればシティープロモーション面での効果は小さくない。浜松と宇都宮、宮崎のギョーザのように、上位同士で競争意識が芽生えれば、相乗効果で知名度を高め合えるはずだ。
市のスポーツを山に例えるなら、“頂上”の一角、ジュビロ磐田にはJ1残留を果たしてほしい。一方で、名実ともに「スポーツのまち」を目指すなら、気軽にスポーツが楽しめる環境づくりやスポーツ産業の創出など“裾野”を広げる取り組みも期待したい。