自転車の逆走、ふらつき…危険運転を確認 焼津で高齢者交通教室

 焼津署と遠鉄中部自動車学校は18日、高齢者の自転車交通教室を同校(焼津市柳新屋)で開いた。同校指導員が教習所コースで自転車の危険運転行為を実践。高齢者は乗り込んだワゴン車の窓からこの行為を確認し、自転車の安全な運転について学んだ。

ワゴン車から自転車の危険行為を確認する参加者=焼津市柳新屋の遠鉄中部自動車学校
ワゴン車から自転車の危険行為を確認する参加者=焼津市柳新屋の遠鉄中部自動車学校

 指導員はコース内で、見通しの悪い交差点での飛び出しや逆走、ふらつきといった危ない運転を見本として行った。参加者はワゴン車の中で職員から説明を受けながら、やってはいけない自転車操作を知った。
 講話では、焼津署交通課の署員が市内で発生した交通死亡事故を事例に出し、安全確認の重要性を訴えた。指導員は自転車で違反になる運転行為を紹介した。

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