創立100年の磐田南高 現校舎最後の公開授業 入学希望者ら見学

 今年で創立100周年を迎える磐田市見付の磐田南高で22日、中学生らを対象にした公開授業「オープンスクール」が開かれた。同校では敷地内に新校舎を建設していて、現在の校舎で行われる公開授業は今回が最後となる。

磐田南高で開かれたオープンスクール。現校舎で行われるのは最後となる=磐田市見付の磐田南高
磐田南高で開かれたオープンスクール。現校舎で行われるのは最後となる=磐田市見付の磐田南高

 同校への入学を希望する中学3年の生徒やその保護者を中心に計約550人が訪れた。参加者は歴史や数学、体育など同校で普段行われている約50コマの授業風景を見学。生徒会が手がけた部活動や行事に打ち込む姿を紹介する映像も視聴し、さまざまな取り組みに理解を深めた。
 同校は1922年に旧制見付中として開校し、49年に磐田南高と改称。これまでに約2万8千人が卒業した。新校舎は2023年2月に完成する予定で、生徒たちは同3月から新校舎に移る。創立記念事業として22年11月5日には、同校と中京大中京高の野球部が磐田城山球場(同市見付)で対戦する。

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