実りの秋 稲刈り取り 浜松・南区の田んぼアート会場
浜松市の白脇田んぼアートの会(山内正弘会長)は22日、今季会場となった南区寺脇町の水田で稲刈り作業をした。会員とJAとぴあ浜松職員、浜松青年会議所のメンバーら約50人が参加した。
今季は約2千平方メートルの水田で5色の稲を使い「寅(とら)と富士山」を描いた。台風の影響も少なく、公開期間中は例年通り見物客でにぎわったという。
同会議所は今年、感染症の影響が続く中で仲間や家族と食事する「共食」の大切さを伝える活動に取り組み、初めて地元の家族連れに呼びかけて田んぼアートに協力した。子どもたちも鎌を手に、農家の指導を受けながら稲を刈り取った。
収穫した米はファーマーズマーケットなどで販売する予定。
(浜松総局・宮坂武司)