トランポリン、アーチェリー...スポーツに親しみを 磐田市が中学生対象の講座開講

 磐田市はこのほど、中学生を対象に、身近に触れる機会が少ないスポーツ種目を体験できる講座「i(アイ)スポ」を磐田市見付の市総合体育館で開講した。自分に合う種目を探る生徒の選択肢を広げ、将来を通じてスポーツに親しんでもらおうと企画。初回は静岡産業大トランポリン部による講座が行われ、参加した12人は元気よく跳びはねて楽しんだ。

トランポリンの上で元気よく跳びはねる参加者=磐田市見付の市総合体育館
トランポリンの上で元気よく跳びはねる参加者=磐田市見付の市総合体育館

 同部の比嘉光コーチ(25)は「身体の重心がぶれると着地が安定しない」と述べ、顔の向きや目線、腕の動きなどの基本姿勢を伝えた。生徒らはジャンプが安定するまで練習を重ね、空中で横に半回転したり、開脚したりする技にも挑戦した。
 豊田南中1年梶山友莉菜さん(12)は「想像以上に高く跳びはねたので怖かったけれど、徐々に慣れて楽しくなった」と話した。
 トランポリンを皮切りに来年1月下旬まで、ニュースポーツやアーチェリー、ヒップホップダンスの講座を行う。ニュースポーツは27日まで、ヒップホップダンスは11月30日まで参加者を募集している。申し込みは市ホームページから。問い合わせは市スポーツ振興課<電0538(37)4832>へ。

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