「馬頭琴」奏でてみよう 焼津で体験教室 23年3月まで

 焼津市栄町の静岡福祉大焼津駅前サテライトキャンパスで22日、モンゴルの民族楽器「馬頭琴」の体験教室(焼津市、静岡精華学園共催)が始まった。馬頭琴演奏の第一人者として知られるアヨーシ・バトエルデネさんが講師となり、来年3月まで計6回の教室で簡単な曲を演奏できるレベルまでの上達を目指す。

馬頭琴の基本動作を子どもたちに教えるアヨーシ・バトエルデネさん(中央)=焼津市栄町の静岡福祉大焼津駅前サテライトキャンパス
馬頭琴の基本動作を子どもたちに教えるアヨーシ・バトエルデネさん(中央)=焼津市栄町の静岡福祉大焼津駅前サテライトキャンパス


 参加した小中学生7人は、アヨーシ・バトエルデネさんから楽器を弾く姿勢や弓の持ち方、2本の弦の役割といった演奏する基本動作を学んだ。アヨーシ・バトエルデネさんは演奏する参加者一人一人に「力を抜いて」「弾く場所を間違えないで」などとアドバイスを送った。
 参加者にはそれぞれ自宅で練習できるようにと馬頭琴を貸し出した。参加者からは「2本の弦だけでいろんな音色が出せて驚いた」「想像以上に難しい」と感想を述べた。

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