清水港“青×白”海上から 色彩計画「30周年+ONE」 地元関係者ら成果実感

 清水港の景観整備のため、1991年から活動する「清水港・みなと色彩計画推進協議会」(会長=東恵子東海大名誉教授)はこのほど、「30周年+ONE事業」の一環で、地元関係者らを招いた海上見学会を開いた。参加者は普段はあまり見ることがない、シンボルカラーのアクアブルーとホワイトに統一された港内の景色を楽しんだ。

シンボルカラーのアクアブルーとホワイトで統一されたガントリークレーン=清水港
シンボルカラーのアクアブルーとホワイトで統一されたガントリークレーン=清水港
船上から清水港内を観察する参加者
船上から清水港内を観察する参加者
シンボルカラーのアクアブルーとホワイトで統一されたガントリークレーン=清水港
船上から清水港内を観察する参加者

 昨年、30周年を迎えた同計画の成果を共有し、今後の美しい清水みなとまちづくりに向けたビジョンを話し合うのが目的。「海から色彩計画で築いた成果を視る、清水みなとまちのこれからを語り合う」と題した海上見学会には約80人が参加。観光遊覧船からガントリークレーンを見たり、清水マリンビルで感想を述べ合ったりした。
 関係者からは「海から見ることが新鮮だった」「今後も官民協力で推進してほしい」「夜のイルミネーションにも期待したい」などの声が出た。同計画は昨年、都市景観大賞の景観まちづくり活動・教育部門で大賞(国土交通大臣賞)を受賞するなど取り組みが高く評価されている。

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