沼津・長井崎小中の児童 プロ陸上コーチ荒川さんから走るこつ学ぶ

 沼津市の長井崎小中一貫校で25日、プロの陸上コーチを招いた小学生向けの特別教室が開かれた。同校の3~6年生約50人が参加し、短距離走が速くなるこつを学んだ。

背後で腕を組んで速く走るポイントを確認する児童=沼津市の長井崎小中一貫校
背後で腕を組んで速く走るポイントを確認する児童=沼津市の長井崎小中一貫校

 教室はジブラルタ生命保険の社会貢献活動「ドリーム・スクール・キャラバン」の一環で、プロスプリントコーチの荒川優さん(33)が講師を務めた。
 荒川さんは、速く走るポイントは肩を大きく振ることと、前傾姿勢を保つことだと説明。児童は背後で手を組み、肩の動きや姿勢に意識を集中させて練習した。練習の前後で30メートル走を実施し、全員タイムを0・5秒以上縮めた。荒川さんは「今回の成功体験を基にできないと思ったことにも挑戦し続けてほしい」と児童たちを励ました。
 6年大沼夏海さん(12)は「冬にまたタイムを計るので、練習を習慣化したい。どれくらい速くなるか楽しみ」と話した。

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