電動キックボード 事故、交通違反ゼロ 沼津市の社会実験まとめ

 沼津市は26日の定例記者会見で、9~10月に市中心部や沼津港周辺で実施した電動キックボードの社会実験結果の概要を明らかにした。期間中、事故や交通違反の摘発はなかった。
 市まちづくり政策課によると、9月17日~10月16日の期間中の利用者は226人、利用回数は587回で、おおむね市が予想した利用状況だったという。今回の社会実験は国の特例でヘルメット着用が任意だったが、貸し出し場所に担当者が常駐した2カ所でヘルメットを貸し出した。ヘルメットの利用は3件だった。
 市は今後、利用者が市内をどう回遊したかなど、詳細なデータの検証結果をまとめ、公表する。

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