9月の死亡事故 現場で対策検討 浜松東署

 浜松東署は26日、浜松市東区植松町の市道で9月に発生した死亡事故の現場診断を行った。同署や市関係者、地元自治会、同署協議会の委員ら約30人が安全対策を検討した。

現場を確認する参加者ら=浜松市東区植松町
現場を確認する参加者ら=浜松市東区植松町

 事故は9月25日午前3時45分ごろ、信号機のない交差点で乗用車が歩行者の男性(73)と衝突し、男性が死亡した。診断の参加者は現場を確認し、「街灯がないので設置した方がいい」「歩行者に反射材を配り、啓発に努める」などの対策案を出し合った。
 同署の山本章博地域交通官は「高齢者は服装などから目立ちにくい。歩行者は反射材を活用し、ドライバーは路地を通る際にはゆっくりと走ってほしい」と呼び掛けた。

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