多文化共生へ相手尊重を 吉原高加藤さん、児童に特別授業 富士

 「JCI JAPANグローバルユース国連大使」として活動する富士市の吉原高国際科2年の加藤杏菜さん(16)は26日、母校の同市岩松北小で多文化共生を考える特別授業を開いた。

グループワークを進める加藤さん(中央)=富士市の岩松北小(写真の一部を加工しています)
グループワークを進める加藤さん(中央)=富士市の岩松北小(写真の一部を加工しています)

 5年生4クラスの英語の授業でグループワークを実施した。日本語が不得意な外国人転校生に学校生活を教える想定で、身ぶりを取り入れ、簡単な日本語に言い換えるなど伝え方の工夫の仕方を考えた。加藤さんは、国際社会は互いの宗教や文化、言語を尊重し合うことが大切だと訴えた。後藤亜久璃君(10)は「困っている外国人がいたら寄り添ってあげる事が大事だと分かった」と話した。

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