新聞でSDGs理解 焼津・港小、関連記事探す

 焼津市石津港町の港小で27日、元中学校長の矢沢和宏さん(静岡新聞NIEコーディネーター)を講師に招いた授業が行われた。4年生の児童約100人が、本紙27日付朝刊を活用しながら、SDGs(持続可能な開発目標)について学んだ。

朝刊からSDGs関連記事を探し出す児童たち=焼津市石津港町の港小
朝刊からSDGs関連記事を探し出す児童たち=焼津市石津港町の港小

 児童はそれぞれに配られた本紙朝刊からSDGs関連の記事を探し出すことに挑戦した。与えられた時間内に見出しや記事の文章から「再利用」「二酸化炭素(CO2)」といった関連しそうなキーワードを拾い上げていった。
 矢沢さんは杉の木で作ったストローや古新聞を活用したエコバッグなどSDGs関連の取り組みを取り上げた本紙記事を紹介しながら「まず身近なところから始めてほしい」と呼びかけた。
 児童は海岸の漂着ごみについての記事を題材にしたワークシートにも挑戦。見出しを付けたり、記事に出てくる言葉の意味を調べたりして、内容を理解した。

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